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戦場の霧

「戦場の霧」とはプロイセン王国の将校で軍事学者であるクラウゼヴィッツによって定義された作戦・戦闘における不確定要素の事です。

トレードでも同じくこの「戦場の霧」がつきまといます。

作戦における意思決定の的確性は収集された情報の質と量によって決まるため、軍では情報収集のために偵察・捜索を行います。

しかし・・・




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普通は状況が完全に把握できるほどの情報が揃うことはまず不可能です。

くわえて意思決定時までの現状変化のタイムラグ、敵軍はもちろん自軍においても状況は流動的に変化して行き、情報が飛び込んできた時点で現状はどのように変化しているかわかりません。

情報量が多ければ多いほど状況を正確に把握できる可能性が高まりますが、逆に意思決定の判断は難しくなります。

これら情報の不完全さ・煩雑さは指揮官が充分な根拠と確信を以て意思決定することを邪魔します。

クラウゼヴィッツはこれを「戦場の霧」と呼びました。

トレードでも同じくこの「戦場の霧」がつきまとい、意思決定に迷いが生じるものです。

そしてトレードにおいては、この「迷う」事そのものが危険です。

もし、あなたが自分の売買ルールを既に完成させており、ストップの位置が予め決められているものならば、ルール通りのエントリーに躊躇してはいけません。

なぜなら損切りを予め決めているのであれば自分が恐怖を感じようが感じまいが売買ルールの勝率とは全く関係がないからです。

それどころか、いつものルール通りにも拘わらずエントリーに恐怖を感じるとき、それは大きな勝ちトレードになる可能性を秘めています。

そして、そのチャンスを逃したときの悔しさは、あなたを暴走トレードへと駆り立て、その精神状態でのトレードはまず勝てません。

ルール上はエントリーだが、こういった地合いは例外として無視するなど、売買ルールにフィルターをかける事はもちろん良い事です。

手を出してはいけない休むべき時もあります。

当然それも予め決める事で、いきなり途中でコロコロ変えたくなるのなら、トレードなんか最初からしない事です。

ほとんどのトレードの失敗は手法や分析のせいなんかではなく、つまらない感情に走ったトレードです。

この機会を逃したくない一心で、出遅れても飛びつく追っかけトレード。

そろそろ反転すると考え、損切りを遅らせる。

負けトレードのポジションを手放せず、勝ったはずの新しいエントリーチャンスを逃す。

1つの大きな損失を出したせいで、その損失は後になっても大きく足を引っ張ります。

トレードは負けて当たり前です。

損失にたいする覚悟ができていなければ、動くべき時に動けずチャンスを逃し、見切る事ができなければ損失を大きくさせます。

結果なんてものはいくら考えても分かるワケがありません。

最善な方法を考え最良の判断を下そうとあれこれ考えるよりも、時に迅速な行動の方が遥かに良い結果を生む事が多いものです。




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Date: 2012.10.21 Category: トレード戦略の実践 Comments (8) Trackbacks (1)

この記事へのコメント:

うたかた

Date2012.10.28 (日) 09:32:38

まさに今の自分を的確に捉えています。
昨年末意地を張って大負けしてしまった自分を的確に捉えています。
大負けすることの傷の大きさはその傷の大きさ以上であることは百も承知であったのに。その轍を何度踏んでしまったことか。
「狡兎三窟」荘子
備えていたのに恐怖に駆られ投げてしまった。
あの時自分のルールが守られていれば今頃はこんな資金状況でないのにと思う。
なかなか思うように資産資金は簡単に増やすことはできないものです。
恐怖に駆られるトレード、傾けすぎるトレードは慎みたいものです。
今は「臨機応変」を座右にトレードに励んでいます。

葵ただひと

Date2012.10.28 (日) 19:56:39

うたかたさん、こんばんは。

狡兎三窟は初めて知りました。調べてみましたがいい言葉ですね。

私もブログで偉そうな事を書いてますが、恥ずかしいくらいのヘマをやらかし資金を失った経験があります。

昨年末の損失は後できっと大きな成功のもとになるはずです。

これからも頑張ってください。

スキナング

Date2012.10.29 (月) 21:56:39

こんばんは。


いろいろといただいたコメントを念頭におき、少しづつではありますが検証をしています。


60分をトレードの時間軸すると、動きが早いですね。押しや戻りのエントリーのタイミングを図っていますが、押しからの反転があり上昇をしだしたので、少し様子を見ていたら、あっという間に上昇してしまい、60足の直近高値を越えてしまい、エントリータイミングを逃したと思っていたら、高値を十円越えたところで、下げに転じてしまい、今度は押しでつけた安値を下回って、結局下げてしまいました。押しが続いているのか、下げトレンドなのか。
こういう場面は日常よくあると思いますが、あらためて感じたのは、日足、四時間足の25本移動平均線が下げており、現在値は移動平均より日足は上、四時間足は下から突き抜けたばかりの状況では、トレンド形成というには早すぎるということかも知れないと反省しています。60分上昇トレンドは日足や四時間足移動平均の上で、傾きも上であることが大切なのでしょうか?

葵ただひと

Date2012.10.30 (火) 09:03:19

スキナングさんへ

そうですね、そういう場面はこれからも多々見ることになると思います。

ただ大きな原因としては今日の日銀の金融政策を控えているからハッキリとした方向を見せなかったと思います。

こういう相場はやればほとんどの人は負けますよ。

私もこういう相場は負けます。

それと日足の方向性と移動平均線、価格が移動平均線の上か下か、傾きはどちらかは重要です。

60分足でトレードしても日足の分析は必ずしておいてください。

上の時間軸と仕掛けの時間軸の方向が一致した方向が大切です。

チャートの分析カテゴリにあるマルチタイムフレーム分析とブロードニング・フォーメーションの記事参考にしてみてください。

Kapok

Date2012.10.31 (水) 02:25:45

「巧遅は拙速に如かず」
という孫子?の言葉もありますが、これは私が好きな言葉の一つです。

葵ただひと

Date2012.10.31 (水) 12:31:25

kapokさんへ

この言葉も孫子だったんですね!

さっき調べましたが、おっしゃる通り孫子みたいです。

ためになる言葉です。

孫子、もう一度読み直してみようと思います。

うたかた

Date2012.11.03 (土) 09:26:51

孫子ですか。

相場をどう捉えていますか。
わたしは株を擬人化して考えています。
1単元を兵士と考え、銘柄を隊、今のところ旅団と呼べるものはありませんが、軍隊というか組織として考えています。
相場においての布陣や進退と孫子は非常に参考になります。
人はそれぞれの考えで相場に臨む。

葵ただひと

Date2012.11.03 (土) 21:13:15

うたかたさん、いつもコメントありがとうございます。

うたかたさんは擬人化で軍隊ですか、私も分割売買なのでその考えは共感できます。

似たようなイメージを持ってトレードしますよ。

孫子はトレードにも実生活上の問題でも役に立ちますよね。


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2012.11.04

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