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ポジションサイジング(2)

前回に続きポジションサイズについて考えます。



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「損益の非対称性」

資金の減少で苦しむのがこの非対称のレバレッジです。

例えば10%の損失を被った場合、次の取引で10%の利益を出しても元には戻りません。

100×0.9=90(当初10%の損失を被った)

 90×1.1=99(減少した資金で10%の利益を得た)

30%の減少は元の資金に戻るのに43%以上の利益が必要になり、50%の損失は残高の100%の利益が必要です。

このように、元の資金に戻すためには割合的に多くの利益が必要になっていきます。

この時に犯してはいけないミスが損失をすぐに取り戻そうと考えない事です。


「比率で考える資金管理」


例えば資金が100万円あり、1回の取引で10万円損失を出していくと4連敗すると残金は60万円に。

当初は資金の10%が損失だったのに対して、残金60万円に対する10万円の損失は約16.7%の割合です。

同額の損失を取り続けるとリスクの割合は資金に対してどんどん大きなものになっていきます。

非対称のレバレッジにより、損失を取り戻すには割合的に多くの利益が必要になるに加えて、資金の減少に伴いポジションサイズを計画的に小さく変更していかないと、マーケットで長く生き残る事ができません。

※ちなみにトレードにおいて、1回で10%の損失はありえない程大きいものですので注意してください(笑)

このように損失は非常に厄介なものです。

最初から多くの利益を期待して、大きくリスクをとると前述のとおり、負けた時の苦労は大きくなります。


「2%ルールと1%ルール」

通常トレードで一回の損失金額は資金の1~2%が望ましいとされています。

数学の苦手な私はシンプルで分かりやすいので、このルールが好きです。

人にオススメできるのは1%ルールです。


「損失回避性~恐怖と欲望の勘定~」

ポジションサイズを考える時に最も気をつけて欲しいのが、感情の勘定です。

恐怖と欲望の勘定は違います

同じ額でも自分の「利益」と「損失」では「損失」の方がより強く印象に残り、それを回避しようとする行動をとる、これを行動経済学で「損失回避性」と言います。


勝った時に「なんだ、もっとロット大きくしておけば良かったな。」

これは欲からくる勘定です。

同じ金額でもこれが損失だった場合は様子が変わります。

欲で勘定したポジションサイズは誤りです。

恐怖の勘定を忘れないでください。


損失が怖くなりエントリーを少し躊躇してしまうのは、それはポジションサイズが自分にとって大きい時です。

表面ではリスクを覚悟しているつもりでも、無意識の中でその損失は受け入れ難い金額という事を知らせてくれます。

しかし、この損失を回避しようとする本能が強く出るとトレードを邪魔します

トレードにおいてエントリー価値のあるタイミングに共通するのは怖い時です。

考える時間のあるプライスはハッキリいって、あまりいい仕掛けポイントになりません。

躊躇している間に自分の戦略通りに値が動き、指をくわえて見るハメになります。

この時ほど悔しい事はありません。

感情ムキ出しのまま出遅れてエントリーすれば利益は減少、または高値掴みをして勝ったはずのトレードが負けトレードに変わります。

含み損のポジションを抱え、損失を受け入れ難く、いつまでも損切りできずにいると、多大な損失を育て上げる事になります。

価格はまだ適切と考える損切りポイントまで来ていないのに、怖くなり途中で逃げ出す。

逃げた途端に思惑通り動き、ケチった損失は微小に対して、逃した利益が大きかったりします。

武道や格闘技で例えると腰抜けの状態です。

リスクを覚悟できない腰抜けの状態でエントリーすると、面白いほど馬鹿な行動にでます。

だからこそ、損失と向き合い、あらかじめ許容できるリスクを考える事が重要です。

ポジションを小さくした途端に勝てるようになった。

これはアナタにとってベストなポジションサイズです。

パーセンテージの計算だけでなく、仕掛ける前からこういったメンタル的な事も考慮してポジションサイズを慎重に決定してください。


Date: 2012.07.29 Category: 資金管理法 Comments (4) Trackbacks (0)

この記事へのコメント:

たろう

Date2012.07.30 (月) 23:28:14

葵ただひとさん、こんばんは。

ブログ読ませて頂いて、

「これ、すごくよくわかる。」

という部分の説明についてどうもありがとうございました。

恐怖と欲望の勘定について、欲から考える部分と、恐怖から考える部分、

これはすごくよくわかります。

ちょっと連続して勝つと、すごくいい気分になったり、もっとロット張っておけばよかったなみたいな形になり、

でも、こんな無理なリスクのとり方すれば、急激な市場の変化が起こった時に、まず全てもっていかれるんだろうな、という頭もあり、

それがすごくわかりました。
どうもありがとうございました。

今回も自分なりにまとめ入らせていただきます。

・損益の非対称性について

例えば10パーセント負けた場合は、取り返すは10パーセントにならない。
(1回負けた時点で元本が減るため)

なので、もとの資金に戻すためにには、より努力が必要になる。

※ただ、このときに一番やってはいけないことは、無くしたお金をすぐに取り戻そうとあせったりすること。

これは本当によくない。


・比率で考える資金管理

例えば、100万で10%負けると10万負けることになるが、4連敗して、60万で10万負けると比率的には、16,7%の割合で負けることになる。

なので、相場で長く生き残るためには、資金の減少に伴い、ポジションサイズを計画的に小さくしていくことが必要。

そして、10%の損失はリスクが大きすぎるということ。

・2%ルールと1%ルール

ここで重要なことは、1回のトレードの損失は1から2%に抑えるということ。

取引の優位性をいかすためにも、このような比率が望ましい。

・損失回避性 恐怖と欲望の勘定

ポジションサイズを考える時に最も気をつけなければならないのが、感情ということ。

☆欲で勘定したポジションサイズは誤り (これは絶対的に必要な考え方)


トレードにおいてエントリー価値のあるタイミングに共通することは、怖い時。

また、ロットが大きすぎたり、恐怖に支配されるほど大きなポジションを持つことは逃げ腰の状態を生み、結果としてリスクを受け入れることが出来なくなり、

その結果として、以下のような弊害をもたらす

1 損ギリできなくなり、多大な損失をだす。

2 適切な損ギリポイントまできてないのに、びびり決済し、伸びた利益を逃す



「人間は恐怖に突き動かされるとロクな行動をとらないので、
そのような行動をとらないために、予め損失を計算し、許容できるリスクを考えることが重要。」



この上の部分は、繰り返し読んで覚えることが重要。

ポジションを小さくしたとたんに勝てるようになった。それはその人にあっているサイズであるということ。

ポジションサイズを決める上で、リスクパーセンテージの考え方だけでなく、自分の心理的要素も加味しながら考えることが重要。

こんな感じで理解したことをまとめてみました。

どうぞよろしくお願いいたします。

葵ただひと

Date2012.07.31 (火) 00:20:34

たろうさん、こんばんは。

そうですね、優位性のある取引といえども何度もトレードしていき、結果は後からトータルで出てくるものなので、損失を極力抑え自信を持って次もトライしていく事、それが伝わっていただけて良かったです。

自分のブログ読んでくれる方には負けて退場とかしてほしくないので、私の失敗だらけの経験で覚えた事書いたつもりです。

こうして感想までいただけると記事更新の励みになります、ありがとうございました。

たろう

Date2012.08.03 (金) 02:18:28

葵ただひとさん

こちらこそ、大変勉強になる記事、どうもありがとうございます。

「自分のブログ読んでくれる方には負けて退場とかしてほしくないので、

私の失敗だらけの経験で覚えた事書いたつもりです。」

このようなお気持ち、すごくありがたいです。

巷のFXブログなどは、ほとんどがアフィリ紹介だったり、

「自分はこれだけ勝ってます!!」

とあおるだけあおって、あとは知らんぷりみたいなブログも多いので、

なので、そのお気持ち、ご配慮がすごくありがたいです。

こちらこそ、本当にどうもありがとうございます。

葵ただひと

Date2012.08.03 (金) 21:54:56

たろうさん、こんばんは。

たしかにFXのブログって、そういうの多いですよね(笑)

だいたいは記事読んでスキルないのすぐ分かります(笑)

いつもコメントありがとうございます。

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