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バリアント・パーセプション

株でも為替でも上昇や下落の値動きの背景に何らかのファンダメンタルズ的な材料をもとに変動していきます。

その材料とはある1つだけで決定されるものではなく、金利・経済指標・政策動向など、これらが複合的に作用し価格の方向性が見出されるものです。

しかし、ある時は金利動向が大きく注目され、ある時は他の経済指標に、株式市場と為替市場などの互いに影響を与える各市場間の値動きに大きく左右展開される相場時期など、同じ材料でも時期によって全く無視されたり、大きく影響されたり、主役の材料は時間とともに変化します。

このマーケットの性質を利用したのが、30年連続で平均24%のリターンを達成させた、有名なヘッジファンドマネージャー、マイケル・スタインハルトの戦略「バリアント・パーセプション(変種の洞察)」です。



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「バリアント・パーセプション」

例えば為替の通貨ペアであるユーロ/ドルは株式市場の上昇に影響され上昇します。

しかし為替の変動は株式市場に影響されるものの、材料はそれだけではありません。


当然、各国の金利差や経常収支によっても価格は変動しますが、このように他の材料で一時的な値動きが生まれます。

アメリカの経済指標が良好であるならば、株式も上昇するものの、将来アメリカドルの金利上昇圧力がかかります。

マーケットが良好な経済指標やサプライズニュースを材料に変動していき、金利差を無視した動きを続ければ

どんどん乖離していきます。

しかし、もしもある時期に、これらの材料効果が薄れ、金利に注目する展開になれば?

相関性の乖離はもとに戻ろうと縮小していきます。


同じように高金利のオーストラリアドルとアメリカドルは金利格差が拡大していくにも関わらず、あまり強く材料視される事がなく

価格に大きな変動のない時期がありました。

しかし、長期の視野においては金利は為替レートと強い正の相関性があります。

その後、利回りの拡大方向に為替レートも大きく動き、結局はアメリカドルに対しオーストラリアドルは大きく上昇しました。


このように何らかの強い材料が相場の主役となり、ファンダメンタルズから乖離した値動きや、本来相関性が高い指標となるものが、一時的に度外視され、時間とともに、マーケットの注目がもとの材料にシフトチェンジする事を期待した手法が「バリアント・パーセプション」です。


マイケル・スタインハルトほどの情報量やファンダメンタル分析ができなくとも、異なる市場間や先行指標・一致指標にも気を使っていれば、

相場の展開を一歩先を読む事ができ、取引のヒントやインスピレーションを与えてくれます。


採用銘柄にハイテク比率の高い日経平均は為替レートに左右されますが、日経平均に連れ高、連れ安した銘柄の中には為替レートと本来関係のない業種銘柄もあります。

また、前日のダウの上昇により寄付きが大きく上昇しても、ドル円の為替レートが思った水準よりも円安にならない場合、その日を寄付き天井と期待し、空売りを仕掛けるディーラーもいます。


つまり、ダウ上昇を材料に好調な寄り付きスタートを見せても、他市場の為替レートに注目しトリガーとして仕掛けるこのやり方は「バリアント・パーセプション」に少し通じるものがあります。

もちろん、この分析をしていても、それが利益に結びつくわけではありません。

問題はいつ、この変化が訪れるかが分からなければ結局は意味がないからです。

しかし、これは自分で発見し、自分で創意工夫する事です。

株価が上昇しても出来高が伴わない上昇や、価格が上昇してもRSIが下降していく「RSIダイバージェンス」、高水準値ADXの下降など、

変化を知らせてくれるツールはいくつかあり、どれが機能するか自分で検証していく事です。

テクニカル以外でも何かの指標がヒントになるかもしれません。

「短期トレード手法の考察」カテゴリにある「聖杯」「タートルスープ」の考案者は他にもVIX指数を手仕舞いの判断に使用する方法も紹介しています。

興味のある方は自分だけの「バリアント・パーセプション」を完成させてください。


参考図書
Date: 2012.05.20 Category: 有効的トレード手法の考察 Comments (0) Trackbacks (1)

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株でも為替でも上昇や下落の値動きの背景に何らかのファンダメンタルズ的な材料をもとに変動していきます。その材料とはある1つだけで決定されるものではなく、金利・経済指標・政... >READ

2012.05.21

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