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転換社債アービトラージ戦略

転換社債とは、株式に転換する権利が付いた社債の事です。

社債として利息の収入と、もし株価が値上がりすれば株式に転換して利益を得られる金融商品です。

転換社債は、転換権を行使すると社債がなくなり、株式に変わります(転換したら社債には戻せません)。

転換する場合、例えば1株あたり500円で購入できるなどの権利があらかじめ決められています。

つまり、その会社の株価が今は300円だとしても、将来1株2000円まで上昇した時、自分はいつでも1株500円で購入できます。

このように株が大きく値上がりした場合、株式に転換して売却益を出す事ができます。

しかし、株が値上がりしない場合にも、社債として保有して、元本と利子を受取ることができます。
この特性を利用した投機戦略が「転換社債アービトラージ」です・・・
 



転換社債アービトラージ戦略


〇下落して適正価格より割安になった転換社債を購入する

〇購入した同時に転換社債の会社の株式を空売りする


さきほど説明したとおり、転換社債は株が値下がりしても社債としての価値があります。

そのため、転換社債は一定水準より値下がりすることは合理的に考えてないはずです。

この戦略の目標は株価と転換社債の市場価格が適正価値より何らかの原因で乖離した時、そのミスマッチした価格差分の利益を取るのが本来の狙いです。

それに付け加えリスクヘッジもされています。

この戦略は株価が上がっても下がっても利益が出る戦略です。

転換社債は株式より大きく値下がりすることはありません。

その一方、空売りしているので株価が大きく下がれば大きな利益がでます。

株式があがれば空売りしているポジションが損失をだしますが、転換社債の価格が上昇し損失を穴埋めします。

この手法を使うには高度な数学の知識が必要で、実際に一般の人間が使える手法ではありません。

まず転換社債の適正価格を自分で計算し、株価と転換社債の変動率、購入する転換社債と株式の空売りポジションの配分、債券価値と株式価値の乖離など数学を駆使して計算しなければならないからです。


この転換社債アービトラージを考案したケネス・グリフィンは17~18歳でこの手法を考えたそうです。

彼はハーバード大学に通いながらこの手法で資産を増やし在学中にヘッジファンドを立ち上げました。

2007年の彼の収入は約1450億円。

それ以前、既に彼のヘッジファンドは大規模で相当な収入を得ていたでしょう。

その後、サブプライムローンショックからリーマンショック時期の金融危機の影響で彼のヘッジファンドは大きな損失を出しました。

私は今まで知った投資法でこの「転換社債アービトラージ」ほど理論的で完成された手法は聞いた事がありません。

しかし結果はこのとおり、絶対負けない投資法はないという事です。

ちなみに、日本でも転換社債は購入できます。現在は「新株予約権付社債」と呼ばれています。

なかにはあまり条件の良くない新株予約権付社債がありますので、興味があって購入したい方は十分勉強してからにしてください。


くりっく株365
Date: 2012.02.20 Category: 有効的トレード手法の考察 Comments (2) Trackbacks (0)

この記事へのコメント:

ナホコ

Date2012.02.20 (月) 15:27:38

こんにちは♪
葵さんはホント物知りですね~~~!
プロフィールがあまり書かれていないですけど
FPとかそっちの関係ですか?

私は初心者なのでまだ分からないことだらけですけど
分からないなりにも読んでいて「ほ~!」と思います♪
これからもちょっとずつ吸収していきたいです^^

葵ただひと

Date2012.02.21 (火) 09:56:32

ナホコさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

FPではないですよ。

プロフィール書かないほうが謎っぽくてイイかなと思いまして(笑)


ナホコさんは初心者といいつつ初心者とは思えないトレードしていますけどね(笑)

私はナホコさんみたいなセンスはなく、始めたばかりの頃は損失ばかりでした。

私のブログで少しでも役に立てるならとても光栄です。

これから範囲を広げてもっと分かりやすく記事を書いていきますので、これからもヨロシクお願いします。

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